東急ハーヴェストクラブ

2005年7月22日より  by チョコたん



  東急ハーヴェストは、20ヶ所以上の施設がありホームグランド制の強いリゾートクラブです。
会員権も大きく分けて2種類あるので購入する時、違いを知っておくことは、大事なことです。
2種類とは共有制と預託金制です。(定期利用契約もありますが、最後に書きます)

 共有制

  これは、不動産登記をするもので年会費のほか不動産取得税に固定資産税を払います。
したがって自分の保有財産として永続的に利用ができます。 

箱根甲子園・旧軽井沢・蓼科本館・勝浦・浜名湖・天城高原・静波海岸・鬼怒川・南紀田辺・伊東・
斑尾・蓼科アネックス・那須  現在13施設あります。

共有制の場合、営繕充当金といって5年ごとに保全、修理にかかる費用を支払います。年により、
また建物の修理具合によって施設ごとに費用はちがいます。20万円〜30万円くらいかかります。

オープンから15年は、会員権の費用に30万円営繕充当金が含まれているので次の5年からかかると考えて下さい。


 預託金制

  これは、ハーヴェストが何室かを借りているので期間がきたら返さなければならない、期間限定の会員権です。オープンから20年の期限付き(グランデコのみ12年)です。退会時、満期時には、
預託金は全額戻ります。

裏磐梯グランデコ・蓼科リゾート・軽井沢万平・箱根明神平・京都・軽井沢高原・山中湖マウント富士・スキージャム勝山、現在8施設あります。

例えば、裏磐梯グランデコは、平成16年オープンで平成28年まで利用できます。
また、軽井沢万平は、今660万で購入しても利用は、平成21年の期限までとなります。
期限後は、原則万平ホテルに返却されますので、ハーヴェストとして借りていた22室はなくなり、
相互利用も当然できなくなります。


 ハーヴェストの会員

  現在15000人ほどだそうです。
1部屋10口と12口のものがあり例えば裏磐梯グランデコホーム券18枚、相互利用券12枚の計30枚が一室一枚として使えます。また、ホーム券も休前日、特別営業日をのぞけば、相互利用券として使えます。チケット制なので友人、知人どなたでも全施設の利用が可能です。

 申し込み予約

 特営日
 ゴールデンウイーク、7月21〜8月31(グランデコ8月6〜8月20)12月29〜1月3日の特営日は、
2ヶ月前から葉書申し込みで抽選になります。
はずれても敗者復活のようにホームの人だけで優先に申し込みができます。

ホームの人用に7割を確保してあるので残り3割を20ヶ所の施設会員で相互利用として取り合うので人気施設はとりにくいそうです。(旧軽井沢の夏利用など)

通常期間
 
ホームグランドは、2ヶ月前の同日にホームのホテルへ直接電話で予約します。
相互利用は、2ヶ月前に予約センターに電話をします。朝9時半から先着順
10日前からは、ホーム、相互の区別なく宿泊したい施設に電話をします。

空き室状況は、HPで確認できます。
但し、満室表示でも、直前に多数のキャンセルが出たり、空室表示あっても急に満室になって
しまったりすることがありますのでHPは大体の目安と考えた方が良いようです。


 利用料金

 大人1人1泊 3360円、子供2100円  ルームチャージではありません。
裏磐梯グランデコ、蓼科リゾート、京都は、3990円、2415円

エクシブとちがってキャンセル料金が2日前からかかってきます。
トップシーズンでも素泊まりができます。

トップシーズンでも食事なしで素泊まりできると書きましたが、食事をホテルでいただく場合は、
当日だとコースによって用意ができないこともあり、宿泊者全員分の食事対応はできないので
早めの予約をしてくださいとのことです。施設によって違いますが、3日前には、予約してほしいとのことです。

例えば、箱根甲子園でいうと食事の時間は、5時半と7時半の2回制でラストオーダーは、どこの施設でも8時から8時半ということです。
そのほか、エクシブでいえばマイリゾートのような本や冊子が送られてくるので季節ごとの食事のプランも載っているので1泊2食でいくら、というお得なプランで申し込むこともできます。

 宿泊制限 

そのほかにも宿泊制限というのもあります。以下の通り、決められた枠月では、土曜日、休前日、特定期間は、いくら、チケットがあっても例えば、7月8月は、利用できるチケットは、2ヶ月で6枚までということになります。7月で6枚使い切って8月は0枚でもOKです。

宿泊制限があるということは、人に差し上げるときや、オークションでチケット購入したとき宿泊制限をこえていないか確認しないと使用できないこともあるということで注意しなくてはいけませんね

--------------------------------------------------------------------------------

          2月・3月|4月・5月|6月|7月・8月|9月|10月・11月|12月・翌年1月
10口該当施設   6      6     3    6     3     6        6

--------------------------------------------------------------------------------

12口該当施設   4      6     2    6     2     4        6



 宿泊のお部屋

 エクシブのように部屋タイプを購入するものではなく利用人数で宿泊する部屋が決まります。

2人でいけば、2人が泊まれるお部屋に5人で行くならそれなりのファミリールームなどに 割り当てられます。夫婦2人でいけばいつも小さいお部屋です。(但し、5人分の料金をはらえば5人部屋が空いていれば宿泊可能と思いますが)
 

 その他 

 プールや大浴場ですが、預託金制の施設は、上記で書いた通り借りているので一般のお客様とプールや大浴場も一緒の利用となります。共有制でもハーヴェスト斑尾では、プールやレストランは、ハーヴェスト棟には 無いのでホテルタングラムのレストランとプールを利用させてもらう形になります。

施設にもよるのでしょうが、プールの営業時間を、更衣室を共有している大浴場に合わせているため、昼間の時間のプール利用は出来ません。

 

ホテルハーヴェスト箱根甲子園  
メンバーでなくても一休.comで宿泊できます。
直前予約や早得予約もありますよ。



ハーヴェストは、大浴場にタオル持参するなど、ハーヴェストは、結構節約精神が感じられます。
エクシブを経験された方には、物足りなさを感じることは、あると思います。

レストランの料金も割高感があります。スタッフもお役所的な印象をうけることもあります。
エクシブのようによく来て下さいましたね、というような迎え方をされたことは、一度もありません。

良い所もあります。スキージャム勝山、蓼科、斑尾などスキー場へ車の移動無しで目の前がゲレンデだったり、ロケーションは、すばらしいと思います。

 定期利用契約

割高にはなりますが1年だけでもお試しとして利用する方法もあります。
32万・・裏磐梯グランデコ。 40万・・・静波海岸、浜名湖、斑尾、南紀田辺、59万・・・山中湖、等

 タイムシェアオプション 

タイムシェアオプションといって共有制の新規の施設にだけ「はがきによる申し込み抽選」をおこなわなくても夏休みの特定期間7月・8月に3泊を2回と、2年に一度だけですが、ゴールデンウイーク(4月29〜5月3日)お正月(12月29〜1月3日)に2泊ずつ利用できるシステムもあります。

抽選は嫌だわ、でもエクシブでいえば「G」の日に泊まりたいという人には、向いているかもしれません。6パターンあって日にちの指定や交換はできないそうですが「東急ハーヴェスト那須」のみですが購入できます。ただし、募集200口のうちの10パーセントだけで、なおかつ、最初の12年間だけです。12年たってしまえば、抽選のはがきをだして当たればとまれるいつものシステムに戻ります。

那須も売り切れ次第終了です。(旧軽井沢、箱根甲子園は、完売)値段は、那須が現在、430万で売り出していますが、タイムシェアオプションにしたいなら、プラス50万の480万で抽選しなくてすむというシステムにできます。ただし、しつこいようですが12年間だけです)

 

HOME