越前すいせん号

 予約制の観光バスです。前日の18時までに電話で申し込みをします。乗車場所は芦原温泉駅、あわら湯のまち駅、東尋坊の三ヶ所です。休暇村ではフロントに申し出れば予約をしてくれます。おまけに観光バスが休暇村まで迎えに来てくれます。路線バスは1時間に1本なので駅に行くのも大変なのですが、休暇村まで迎えに来てくれたので朝食後のんびりバスを待つことが出来ました。料金は1800円で乗車時に支払います。 休暇村の後、東尋坊でまたお客様が乗り込みました。

ガイドさんのお話が楽しかったです。鳥取には砂丘があるけどこの辺りも畑は砂地が多くて、そこでらっきょうを作っています。他のらっきょう産地では1年で収穫してしまうけど、ここでは3年物の親株の横に出来た小さい株を漬けるので小粒なのです。それが花びらのようなので花らっきょうと言います。他の地域では花が咲く前に収穫してしまうのですが、ここでは3年物なので花が見られます。 一面のラベンダー畑の様に紫色の花が咲いてきれいだそうです。 福井県の県の花はスイセン、木はクロマツ。松茸が取れるアカマツじゃないですよって。でも調べたところ単に松と書いてありました。質実剛健な県民性の象徴だそうです。海岸に生えているのを見るとクロマツの方ですね。鳥はツグミ、魚は越前ガニ。

また温泉の熱を利用したハウス栽培で苺もたくさん作っています。苺は1月から5月まで取れるので苺と言う。ご存知でした?

呼鳥門(車窓見学) 海沿いの崖に自然に出来たトンネルです。崩れる危険があるためずいぶん手前から通行止めになっています。今はもっと陸地側のトンネルを利用していて遠くから「前方右側をご覧ください」と見るようになっていました。トンネルがあるのは見ることが出来ました。

越前岬の辺りでは辺り一面、崖地にも水仙が植えられています。走るバスの窓からも山の斜面一面に水仙が植えられているのが見ることが出来ます。 植えた後放置ではなく、お手入れして出荷しているそうです。あんな崖地ではお花を取れないだろうなと思うところにも植えられていました。

越前水仙の里公園には水仙ドームがあり、温度管理をして一年中水仙が咲いています。今は自然に水仙の季節なのでここですと車窓からドームを眺めただけです。入場料は300円。

越前水仙ランド

越前岬に作られている水仙がいっぱいの施設です。白い灯台、越前町にゆかりのある文人の資料、写真などが展示されている自然文化資料館や屋内に水仙が植えられて、喫茶のある水仙の館もあります。水仙の花と白亜の建物、灯台、青い海がとてもきれいでした。雪が降り風がビュービューの北陸の気候を心配していっぱい着込んでバスに乗ったのですが、とても良い天気になり、坂道を歩いて暑くて汗びっしょりでした。この日は日本中とても良い天気で冬とは思えないほど気温が上がった日だったそうです。

 

 

 

東尋坊

先の方まで行っている人もいましたが、岩がごつごつしてとても歩きにくいので遠くから見ただけです。 良いお天気で水色の空、青い海、ごつごつした薄茶色の岩山、サスペンスドラマに出てくるような暗いイメージでは無かったです。旅行から戻り2,3日後にテレビでローラが北陸旅行をしているのを見ました。金沢の兼六園や東尋坊が出てきました。その日は雪でした。チラチラではなく風も強く豪雪でした。そんな日の東尋坊は自然の厳しさを感じさせられますね。 ローラはちらっと見てすぐ退散でした。

 

雄島(おしま)赤い橋でつながっています。神社があります。

ずらっとお店が並んでいて呼び込みをしていました。

前もって調べて置いたやまに水産へ

夫がぜひ食べたいと言っていた殻付きウニ
中まで身が入っているのではなく台に載っています。
2個で1000円

甘海老の塩焼き

焼牡蠣

鮑刺身

私はお刺身に飽きたので焼き物セット

 ← ご飯、味噌汁、もづく付

夫の〆 生うに甘海老丼

他のお店のショーウインドー 美味しそうな物いっぱい

東尋坊からの すいせん号の帰りのバスは2便あって、自分の予定に合わせて選べます。帰りはあわら湯の町駅、芦原温泉駅へ直行で休暇村に寄ってくれないので、普通の路線バスで休暇村へ戻りました。

私は東尋坊から見た雄島が気になっていたので雄島まで散歩に出かけました。15:20頃出発。一応夫も誘ったのですが、やっぱり断られました。夫の本日の目的は殻付ウニを食べることだったので目的完了でした。

休暇村から海岸への近道

海岸に沿って公園になっています。

所々に案内板やその付近の説明がありました。赤い現在地から左上の雄島まで行きます。

二の浜

      ナホトカ号重油流失事故記念碑

1997年1月2日ロシアのタンカー、ナホトカ号が、島根県近海で浸水して沈没しました。その後船首部分がここに流れ着きました。流れ出た重油で島根県から石川県まで海岸が真っ黒にな りました。

雄島が見えてきました。

歩いているとトンビが頭の上で旋回していました。
何か食べるものを持っていないかと狙っているのでしょう。手に持っていたデジカメをポケットへ入れました。

雄島に到着

赤い橋がきれいです。

日が落ちてきました。

波が砕けて泡になり白く飛んで波の華が見られると
すいせん号のガイドさんが言われていたのでこのことかなと思いました。

鳥居があって奥に上に上がる石段がありました。
木が茂って薄暗く登るのを躊躇われた。

雄島の地図を眺めてこれで帰ろうかなと思ったら前を歩いていたご夫婦が階段を上って行かれたので
私も続きました。

 

長い階段で息切れしました。

石段を登り左へ行くと神社がありました。
閉まっていましたが、お参りしてきました。

東尋坊です。東尋坊タワーも見えます。

東尋坊タワーの右側に石油タンクが並んでいます。
ガイドさんのお話だと火力発電所

左側を見ると風力発電の風車が並んでいます

風車へズームイン 山脈が見えます
福井県は原発がいくつもあるけど、火力発電も風力発電もやっているのですね。

帰りは海岸沿いの遊歩道ではなく道路沿いを歩いて
戻ってきました。

広い芝生の広場

休暇村が見えてきました。敷地で松を育てています。

 

テニスコート

休暇村 玄関 16:54着 1時間半位のお散歩

エレベーターの中

酒まんじゅう お土産案内

お食事へ