テーブルは食堂のテーブルという感じでおしゃれじゃない。飲み物はドリンクバー。ファミレスにあるのと同じ。いつものカプチーノにしようと思ったのにミルクの方が出てこなくてカップに半分しか入りませんでした。それで2回やって、コーヒーミルクを2個入れたけど苦くてまずい。それで
更にミルクを足しました。メロンソーダの方がおいしかったです。やっぱり御殿場高原ビールは良いなって思いました。
それから富士山レーダードームを見に行きました。自動販売機で入場料600円。よく見たらJAFに入っていると割引になるみたい。窓口で買えば良かった。買った後で気がついた。おまけにふじやまビールの5%割引券も置いてありました。行く順番が違ったようです。
ドームを作ったときの映画が上映されています。以前見た石原プロダクションのかと思っていましたがプロジェクトXのようでした。新田次郎
(新田次郎はペンネームだったのですね。本名は佐藤さん)が其のとき気象庁職員で伊勢湾台風などで大きな被害を受けたので、日本で一番高い富士山にに気象レーダーを作り、早めに台風を感知し防災対策を立てなければと計画
、実行されたものです。
富士山は風や雷が激しいし、天候は変わりやすい、冬は工事ができないなどそれだけでも大変なのに、4000m近いから工事の人がみな高山病になりとても大変な工事だったのですね。
組み立てられたドームの枠組みをヘリで運ぶところなどはらはらして見ていました。軍用へりの教官だったへりのパイロットが戦時中教え子の若い青年が皆死んでいったことの償いとしてこの仕事を請け負いました。ヘリコプターの積載重量よりドーム枠が重いので、へりの内装を剥がし、操縦士以外のシートも外し、燃料も富士山まで往復ぎりぎりの量にして飛び立つのです。それでも100キロも重いのです。ゆらゆら揺れる枠、何度か失敗して最後にぴたっと決まったとき工事の人たちと一緒に感激してしまいました。今は気象衛星があるのでこの富士山レーダーも役目が終わり、ここに移築されたのです。
富士山の季節の移り変わりを見せる映画もありました。冬じゃないときが短いのです。今だって暑くても富士山には残雪が見えるでしょう。
富士山の強風を体験できる部屋もあってジャンパーを着て入りました。小さな男の子を連れたご夫婦といっしょでした。冷気を出すファンが壁に付いていてだんだん風速を上げていきます。-5℃、風速13メートルです。お子さんと一緒の体験ですから足が冷えたぐらいで大したこと無かったですが実際はもっと寒くてしかも飛んでいってしまうぐらい風速も強いのでしょう。
私の中学校の担任の先生が富士山で観測をされていたと話されていました。覚えているのはためてある水の汲み方。ぼうふらがわいているから、ためてある容器の縁を叩く。叩くとぼうふらが驚いて下へ沈む。そこで水を汲む。でも疑問に思うのはあんなに高度のある富士山に蚊、ぼうふらがいるのか??夏にはいるのでしょうか? |