亡くなった父は海軍だったため、よく話に登場した呉はどんなところか見てこようと思いました。

呉市入船山記念館へ

歩いていると造船中の船が見えました。右側にレトロなデザインの建物もあります。

呉市立美術館があるので道に作品が並んでいます。

うでをくむ男

思い出

海上自衛隊　呉音楽隊

舵輪の模様

坂道を上がっていくと

呉市立美術館

「この世界の片隅に」　　こうの史代　展

第13回文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞を受賞

今回は観る時間がありませんでした。

呉市有形文化財　旧海軍工廠塔時計　　大正１０年から終戦まで旧海軍工廠の屋上に備え付けられていた。

昭和５５年にこの地に移設され、整備してまた動くようになりました。

ボランティアのガイドさんに説明していただきました。

入船山記念館　旧呉鎮守府　司令長官官舎　国の重要文化財

鎮守府とは海軍の地方軍政機関で横須賀、呉、佐世保、舞鶴に設置された。

洋館はイギリス風ハーフティンバー様式で贅を凝らした洋館です。

戦後は米軍に接収されていました。　入館料　一般２５０円

中央は海軍の錨と桜をデザインした硝子、周囲はステンドクラス

後ろ側に日本家屋がつながっています。　海軍の司令長官とその家族の住居として使用された。

ここから入ります。

洋館へ　貴重な金唐紙が貼ってあるので触らないでと書いてある

廊下

当時から残っていた唯一の家具、当張りの肘掛け椅子

戦艦　大和

玄関扉　内側から

応接所

新しく金唐紙の壁紙が貼られてきれいになっている部屋

食堂

壁紙の拡大　細かい柄です

海軍艦上午餐会献立例

西洋野菜のテリーヌ
アスパラガスのスープ

レモンアイスクリーム、タピオカプリン、ローストビーフ

チキンシチュー、ボイルドフィッシュ、パン、スープ

天井もきれい

昔のガラスです。

床の間、飾り棚のある和室

硝子の桟の横に丸い紙が縦に並んで貼ってあるのが
分かりますか？昔はガラスにひびが入るとこうやって広がらない様にしたのです。

お庭

離れ

手洗い所、ガラスが開閉する

館内の所々にクイズがあります。難しいものはガイドさんに教えて頂きました。（笑）

歴史民俗資料館

金唐紙の製作工程を説明してありました。

天井の壁紙

山桜の原木を削る→　　八角形に→　　円柱に加工

図案を円柱に転写する→　　彫刻する

模様を和紙に打ち込む→　彩色→　貼り付け（この場合は天井へ）

壁の金唐紙

和紙に転写するときに使う刷毛

和紙を水に浸して模様を彫った丸太に貼りつけ、
刷毛で丁寧に模様を叩き出す。

ブラシ類

版木棒

刷られた金唐紙

見学を終わってクイズの分からないところをガイドさんに教えていただいて、入口の券売所に提出しました。よくお勉強しましたと言うことでポストカードを2枚いただきました。

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