積丹半島で生ウニ
旅行雑誌「いい旅見つけた」の記事「幻のバフンウニを求め、積丹・日司港へ」にでてきた食堂「しゃこたんなべ」へ行って本場のウニを食べようというのが今回の一番の目的でした。とりあえず高速道路に乗って積丹半島をめざしました。積丹半島に入るとあちこちに生うに丼ののぼりが立っています。積丹半島も広くて目的のしゃこたんなべという食堂がどこにあるかよくわからないので、郵便局の外で休憩していた配達の人に聞いたら、親切に積丹半島の観光ガイドパンフレットを持ってきて説明してくれました。そこからはまだだいぶ遠かったのですがさすが配達の人なので○○さんのところだとよくわかっていました。お店に着いたらテレビコマーシャルでおなじみのとのぼりが立っていました。幻のバフンウニとかいてあったので、さびれた町の小さな食堂かと思っていたのですが、盛況でした。
ウニづくし(5000円) 紫ウニ丼、味噌汁、バフンウニ刺身 殻付きウニ、沢庵 |
殻付きウニ(ウニづくしのもの) 手前紫ウニ、奥バフンウニ 右鮑の刺身(別注文)奥バフンウニ丼(時価、この日は2900円) |
バフンウニ刺身、手を広げて掴んだぐらいの量がある。 奥つぶ貝の刺身 この時は当分ウニを食べなくても良いかなと思ったのですが・・・ |
殻付きウニはすごく元気でいがいがの触手をうごかしてお皿から出ていってしまいそうになりました。触ると痛いのでお箸で押し戻したりしていました。でも二つ割になっているのです。6月の始めのこの時期はまだ海水の温度が低いので菌が繁殖しないため生簀で保存できますが、暑くなると冷水の海水で保存するので動きが鈍くなっているそうです。こんな元気な活きウニを食べられるのも地元だけ。今まで食べていたウニはいろいろな保存料が入っていたそうで、たいていはすごくまずくて食べなければ良かったと後悔することが多かったです。ここで食べたウニは最高です。時間に余裕のある方は来年の6月ウニ解禁時に行って元気な混ぜものなしのウニを食べてみてね。 | ||
積丹岬の島武意海岸 |
透明度が高いので北海道で唯一の海中公園に指定されている。 | 展望台 すごく風が強い |
海岸へ出るには島武意トンネルがあり、トンネルの中は真っ暗で手探りで進みます。危ないなと思いながら歩きました。ところが帰り道は光の具合でくる人たちがよく見えるのです。手を伸ばしてうろうろくる人たちがすごくおかしいの。山肌には黄色のゆりの花が一面に咲いていてとてもきれいです。 |
神威岬
岬がすごく長く海へ突き出しているのですごく見晴らしがよく海の青さがすごくきれいです。黄色の百合が咲き乱れていてすばらしい景色に思わず来て良かったと思いました。
このサイズでもきれいなのですが、クリックするともっと大きな画面で見ることができます。
駐車場に戻ってみると車のドアがぶつけられていました。車を停めるときドアが風に煽られて開いてしまう向きに停めてしまったのが不注意でした。当然ぶつけた人は逃げてしまって隣のスペースは開いています。
警察を呼んで、事故の記録を作っていたら、ほかにもぶつけられた車が続々登場。いつでも強風が吹いている神威岬ではすごく頻繁に起こる事故だそうです。正月の沖縄ではレンタカーをバリバリと派手に当て逃げされてがっくりしたので、今回はばっちり保険に入っておきました。よかった。よかった。