夏の山菜塾

'01年8月31日より

 

今回は2組なのでどこに行くか滝沢塾長が決めましょうと話し合ったら、もう一組のご夫婦は昨日霧ヶ峰のハイキングをされたそうで、海野宿は私が行ってしまったし、白駒池は前に行ったし、ということでヒカリゴケを見に行くことにしました。

いつものように塾長はダジャレの連発でお話がとても面白いんです。今回は3回目なのでこれは聞いたことあるようなと思うんですがなんでそうなるのか覚えていないんですね。そしてまた聞いた側から内容を忘れてしまうんです。何々はどうしてこう言うかというようなお話が多いんですけどちゃんと聞いていないのかな、これは本当なのかうそなのかなんて悩んでいるうちに忘れます。

街中を走って左は臭い川、右は畑で車は絶対にすれちがえない道を通ってヒカリゴケのある洞窟の前につきました。洞窟の前だけちょっと広くなって車が停められます。滝沢塾長が、「ここは天然記念物に指定されていてこれだけ大きなヒカリゴケを見ることは他ではできないのにみんなこないのよね。」っておっしゃいましたがみんな口をそろえて「こんなに狭い道を来るはずないじゃないですか。全然すれちがえないし、畑に落ちるかもしれないし・・・」って言いました。

私は絶対にこんな道に入らないです。どんどん細くなって行き止まりだったりしたら泣きたくなります。車がすれちがえる道でどこかに停めて歩きます。私は以前中央アルプスの駒が岳のそばのお寺でヒカリゴケを見たことがあります。お寺の石垣にありました。のぞくと分かる程度のちいさな物です。でもそちらのほうが有名です。ここが注目されてみんながやってきてそのうちの何台かが畑に落ちたら農家の方は困るでしょうね。

泉郷のワゴン車がクーラーのガスが抜けてしまったらしくちっとも効かないので、窓を全開にして走りました。私は左側だったので左腕だけがすごく日焼けしてしまい今も皮が剥けています。トンネルを通るときもすぐには全部窓を閉められないので、ススが腕などに着いていました。この黒い点々はなんだろうと思いましたよ。ススだと分かるまでは・・・。

 

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洞窟のところに天然記念物の看板が立っていて洞窟に入らないように柵がしてあります。それ以外はまったく整備されていなくて忘れ去られた存在です。洞窟の中で黄緑色の蛍光色で光っていました。まるで蛍光色のペンキを塗ったようです。
 

旧中込学校  重要文化財・国史跡  

明治8年12月25日に完成。アメリカで建築学を学んできた下中込村の市川代治郎氏が建築した。ステンドグラスなどもはめ込まれていて当時のお金で6098円51銭8厘という膨大なお金がかかったそうですがほとんどを村民の寄付でまかなったそうです。佐久の人々の教育に対する情熱の表れだそうです。今でもそうですか・・・・?

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こんな木の机昔使ったような・・・歳が分かる?

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二階にはそろばんや数学の問題が書いてある掲示板、教科書類が展示してあります。

 

屋根の上の八角形の塔には太鼓が吊るされて時を告げたようです。天井にはこの塔を中心としてこっちがどこの国と佐久地方だけでなく世界を見据えて書かれているのですごいです。

但し、現在はこの塔には登れません。

旧中込学校を見学した後、蓼科へ戻る途中で農協の直売所で塾長が野菜を買いました。昼食の天ぷらにするためです。あまり見たことのないきのこ類、かぼちゃもいろいろあって見ただけですがおもしろかったです。

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